ITサービスマネージャー 合格体験記(1)
2018.5.11 2018.3.24に記載した内容をアップデートしました。
ネガティブな話ばかりなので、ちょっと話題を変えます。
2014年の秋季に高度情報処理技術者試験、ITサービスマネージャーに合格する事が出来ました。
一発合格ではなく、2回目で合格でした。
古い話ですが、合格までどのように活動したかを振り返ってみます。
合格までのステップ
自分の思考を遡ると、以下のようなステップで進めていた事を思い出しました。
1.なぜ合格したいのか?と、理由を考えた
2.どのくらい前から勉強するかを決めた
3.試験日までの日々の振る舞いを決めた
4.具体的な勉強方法を考えた
5.これら1〜4を実践した
漠然と勉強に突入するのではなく、自分自身に色々なことを課してから臨んだ事に効果があったようです。
まずは、
1. なぜ合格したいのか?と思ったか?
2.どのくらい前から勉強するかを決めた
の2つを説明します。
動機はネガティブでも大丈夫
コレはかなり後ろ向きな思いでした。
(結局、ネガティブ!?)
実は合格した前年、人生最初の長期休暇を取っています。今考えれば今回より酷いプロジェクトで、まさに孤立無援。3ヶ月頑張りましたが適応障害と診断され、休暇に陥りました。
復帰後にもうこんな会社で頑張るより、何か資格を取って転職も考えよう、と思った事が起爆剤になりました。
試験勉強を始めたのは3か月前
始めたのは2013年の8月初日でした。
受験日は10月中頃でしたが、これは単純に、自分の集中力は3ヶ月が限界だな、と考えたわけで^^;
2018.5.11追記
2013年秋期は午前中を突破しましたが、午後で不合格となっています。合格したのは2014年秋期です。結果として2013年8月~10月、2014年8月~10月。合計で6か月ほど勉強をしています。
あとはどの資格を受験するか?です。
自分は当時ヘルプデスクの管理を業務で行なっていました。そこで大きな壁となる午後問題Ⅱの論文では、一番記憶に新しいヘルプデスクの運用をテーマに書こう、と考え、それならば運用全般に関わるテーマを書けるITサービスマネージャーを受験しよう、と判断したわけです。
ヘルプデスクをテーマに論文を書けるような問題が出るかは、ある意味バクチでしたが、例えばメンバの交替によるパフォーマンス低下の対策や、新しいシステムリリースに伴う問い合わせ体制構築などは、ITIL用語の変更管理として書こう、と考えました。
つまり、ITILの基本知識と用語を使い、自分の行った経験を記述したのです。
また運用と言っても幅広いので、過去にシステムのトランジションや、運用設計などを行われた方は、ITILの用語でその時の状況が文章化出来ると、論文が書きやすくなると思います。
結論としては、ITILの知識が大きく役立ちました。
※ITILのレベルはファウンデーションです。
こんな情報が他の人のお役に立てるかはわかりませんが、残りは次回以降に書いていきます。
次回はこちら。