すずわん日記

40代でサラリーマンの限界を感じました。これを良い経験として、この後の人生を楽しく豊かに過ごせるように考えたことを書いていきます。

犬の首輪が抜けたらワイルドになる

事件は突然に

ある夜、妻と2人でゆずを連れて近所の公園に散歩に行きました。

最近、やっとゆずのワガママな動きに慣れてきたところです。 その日は妻がリードを持ち、薄暗い公園の中をゆっくりと歩いていたのですが、急に妻の悲鳴が。

「やだー!抜けちゃったー!!」

最初は何事かと思ったけれど、妻が立ち尽くし、手にはリードと首輪だけがブラリ。

いや、まさか。ゆずがいない。

昨日の朝の散歩で初めて出会ったワンちゃんは、以前に逃走した事があり、警察に2時間捜索をしてもらってやっと捕まえたと聞いたばかり。

マズイマズイマズイ!((((;゚Д゚)))))))

さらには道路に飛び出て車にぶつかったりしたら。。嫌な予感ばかりグルグル頭の中を巡ります。

犬だって野生に帰る時はある

ゆずはというと、、、。

・・・すんごく生き生きしてる( ;∀;)

とんでもないでスピードで、約150メートル四方の公園の端から端を、ものの2、3秒で行ったり来たりしている。

なんだか超野生な感じ。

「ゆずー!!」

僕が叫ぶと、反転したゆずは丸い目をひんむいて、真っ白な牙を出し、舌をハアハアしながら僕に突撃してきた。

しゃがんで待ち構え、捕まえようとしましたが、、、ゆずと目が合った。

んー、怖いっ!!

躊躇した僕の右側を通り過ぎたゆずは、背後で急反転して、僕の左側をパタパタパタパタっと通り過ぎて、遥か向こうに消えて行く。

無事確保しました

もう一度反転して僕の側に来た時、逆にゆずのスピードがゆるまった。「んっ!」上手くゆずの腰を両手で掴む事が出来た。

ゆずは満足気にハアハアと呼吸をし、僕の両手には普段はない、ゆずの早い鼓動が伝わっていました。

いやー、犬ってはえー。あとこえー。 マジで。

ゆずを育ててくれたブリーダーさんには、首輪よりチョークを勧められていました。 チョークはチェーンで出来たリード。大型犬用によく使われます。

今思えば、やんちゃなジャックラッセルテリアには、首が締まるチョークのほうがしつけに有効ということだったのでしょう。 首が締まるショックと、チェーンが出す「ジャラっ」という音がワンちゃんにダメなことはダメ、と教えるという理屈です。

我が家では、チョークは使いづらい、と勝手に判断して普通の首輪にしました。 が、指は1本か2本入るくらい、というアドバイスを無視して「可哀そう」という理由で少し緩めにしていました。 やはり基本的なことは守らないと、首輪が外れ、他の人に飛びついたりと迷惑をかけてしまうことになりますので、以後は気をつけています。今思えば、少しおしゃれで使いやすい「ハーフチョーク」の利用も検討中です。