すずわん日記

40代でサラリーマンの限界を感じました。これを良い経験として、この後の人生を楽しく豊かに過ごせるように考えたことを書いていきます。

守護神は近くにいた

似ている

我が家のジャックラッセルテリア、ゆず(♀)

何かのシルエットに似ている、と思いましたが、

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これか?

いや、ちょっと違う。

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アゴにあんな変なニョーンみたいなのは付いていないし。耳も頭の上。

ゆずも稀に正面を見ることはありますが、こんな誠実な顔じゃありません。

もちろん、これはご存知スフィンクス。

顔は人間、体はライオン。

スフィンクスと言う言葉自体は女性名詞という事ですが、顔が羊だったり、鳥だったりする像もあります。ギリシャ神話、エジプト神話、メソポタミア神話の神様ですね。

エジプトの場合、有名なギザのピラミッドの前にいるスフィンクスは王家の象徴らしいですが、ギリシャでは怪物扱いです。

 

冥界の神様

こっちこっち。

エジプトのアヌビス神っていうんですね。

見たことがあったシルエットは、これでした。

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諸説ありますが、ジャッカルか犬、または絶滅してしまった犬の種族がモデルではないか、という事です。

身体が人間になってる絵も見たことあります。海外の神様はなぜか半獣半人が多い。

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(Wikipediaより引用)

まぁ、どちらにしてもワンコ系なら似ているのは当たり前かな。像の耳がピーンと立っているところはジャックラッセルテリアとは違いますが。

それでもトイプードルとか、ミニチュアダックスフント、ポメラニアン、ブルドックとかでは、こんなシルエットにはならないし。ジャックラッセルテリアの場合は、比較的似てると思います。

このアヌビス神は、冥界の神様。天国に行く死者をサポートしてくれる守護神。ミイラ作りの神とも言われます。

像の体が黒いのは、黒いワンコがいたという事ではなく、ミイラ作りに使うタールの色を表したという説や、暗闇とか大地を表現したという説があります。

由来として、古代エジプトでは墓地の周りを徘徊する事のあったジャッカルとか犬が、死者を守ってくれているんじゃないか?というように見えたので、神様にされているとの事。

家族を失った人が、ジャッカルがいる墓地を眺めてそう思い、心を慰めたのでしょうか。

大昔から人間は、亡くなった人を偲んでいたんですね。

仲間を思う気持ち、守る気持ち、助ける気持ちがあり、亡くなっても偲ぶ。そういう気持ちがあるから、人類は他の動物に比べて肉体的に脆弱でも、地球上を覆うくらいに繁栄したのだと言われています。

 

で、ウチの守護神、本日も絶賛お仕事中。

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頑張りすぎてカエルの足も、取れかけてますがな。

ゆずー、ミイラ作るかい?