すずわん日記

40代でサラリーマンの限界を感じました。これを良い経験として、この後の人生を楽しく豊かに過ごせるように考えたことを書いていきます。

人が怒る理由

バイアスが弱い

皆さんはどういう時に怒りますか? 僕はあまり怒らない。

その理由は、どうでも良いと思っているから。

自分勝手なので、自分や自分の家族、知り合いに対する悪意や害を及ぼす行動には腹を立てるが、それ以外はどうでも良い。

周りは温厚な人だと思っているかもしれないけれど、実は冷たい人なのですww

というのは言い過ぎで、僕はバイアスが弱いのかもしれません。

バイアスが弱いゆえ自分の考えに固執せず、相違のある相手の意見にすぐに反論しない。反論しないから怒らない。反論するのであれは、相手の立場や背景が十二分に分かって、明らかにオカシイとなれば反論する。

反論するまでは時間がかかります。相手の立場や背景なんてすぐに理解できるわけないし。 僕としては情報入手のスピードと、判断能力を高めたいとは思っているのですが。

何だか、みんなが怒ってる

でも今、怒りはあちこちに満ち溢れています。

色んな文書問題や不倫問題で問題になる人たちは「余計なコトしゃべりやがって」と。野党の人たちは与党に政権交代をさせたい為、テレビのコメンテーターは稼ぐ為、一般市民は単純に怒りがこみ上げる為。

怒って当然の人もいれば、野次馬的な人もいますし、逆ギレの人もいて、怒られて当然の人もいる。それぞれの理由があってメディアにココロのウチをぶちまけるのでしょうね。

そもそも、メディア側は商売の為に、色々な人を根掘り葉掘り調べて、オープンにします。 当然、調べられた人たちはそれなりのコトをやってしまっているので、謝罪会見をするしかありません。 今度は謝罪会見を見た一般大衆が、またあーだこーだ、と批評して盛り上がる。 そこにまたメディアが新たな火種を放り込む。 完全にビジネスモデルですね。

世直し奉行だらけ

とはいえ、マジメな世直し奉行がたくさんいてくれた方が世の中の為になるかな、とも思いますが、ドッコイ。そうなると世直し奉行たちの群雄割拠になっちゃう。

でも、世の中は正義と悪を割って、余りがゼロになるようなモノでもないですよね。

あー、だから健全なのか。色んな意見があって、意見を誰でも出せるメディアがある。言論統制、情報統制なんかされるより、よっぽど健全健全。

色んな意見が公平に並べられ議論されて、良い世の中になると良いな。

そして怒るだけじゃなく、是正が実行される世の中になるなら、なお良いですね。