「ブックマークの弊害」を感じたことはありませんか?
「後回し」
これが自分の最大の欠点です。いや、もしかしたら多くの人が己を振り返ってそう思っているかもしれません。
ブックマークをする意味が無くなっている
自分の場合、一旦集中をするとものすごい勢いでやるくせに、集中力が高まる状態までなかなか辿り着かず、ほとんどの事が後回しになってしまっています。ウルトラマンのカラータイマーのような時間の使い方です。1日に3分しか活動できない、みたいな。
なので、これまでの人生の中では集中していない時間のほうが圧倒的に多いです。
普段、ネットの記事を眺めていても、やりたい事や、もっと詳しく知りたい記事を見つけても、読む事に集中出来ずに「何だか頭に入ってこないから後で読もっと」となり、ブックマークだけして後回しにしています。
そして、後から探そうとしても、あまりにもブックマークが多すぎて引っ張ってこれない。
その結果「もういいかな」とあきらめるか、もう一度一から記事を探してしまいます。そしてその行為が何度も何度も繰り返されます。
あきらかに調べるだけ無駄な時間・・・・。
ブックマークがあるゆえに、その場で読む!やる!これができないのです。
やりたい事がたくさんあるけど、理解ができない
なぜ後回しにするかを自分の気持ちを振り返って推測してみました。
うーん。
おそらく、やりたい事が頭の中にお星さま(ほど多くはないですが)の様にちりばめられていて、何から手をつけて良いかの優先順位が立てられず次から次に興味が移るのです。
で、興味のある一つの記事をネットでちょっと開いたとしても「後で見よっと」になってしまいます。
禅や瞑想のブログネタで「今に集中する」なんて恰好良いことを書いても、自分がそれを出来ていないのです。カッコ悪い。
頭の中にお星さまがたくさんある事は、イコール、デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)が働きすぎて、集中出来ていないのだと推測します。
デフォルト・モード・ネットワークとは、次々と浮かぶ雑念のようなものです。
※デフォルト・モードネットワーク(DMN)詳細については以下のブログを参照。
仕事に与える影響
これから先は推測というよりも、勝手な妄想です。
デフォルト・モード・ネットワークの雑念の中には、ひらめきだけじゃなく不安や先の事も含まれます。普段の生活でもそうですが、仕事をするにあたり「出来なかったらどうしよう」という不安が出ることは当然あります。そこを踏ん張って「今、これを踏ん張って終わらせてしまおう」という集中を一つ一つしていけば、5つの課題があっても4つは終わらせる事ができるかもしれないです。
しかし僕の場合、5個すべてを終わらそうとし、まず一つ目が「出来ないかも」と不安になったら次の課題に移り、それがまた「出来ないかも」となったら、次の課題に移り、というようになり、結局終わりません。
たぶん、これなんです。思考のループが始まり僕がウツや適応障害になってしまうのは。
たしかに子供のころから集中力がなく、注意力散漫、おっちょこちょい、と散々言われ続けていていました。
それを自覚していたので高校と会社ではなんとか捻じ伏せてきたけれど、40代の中年になって気がゆるんだら、また「本当の自分」としてムクムクと頭を出してきた感じです。
でもまた捻じ伏せるのは疲れるので、もういいかな・・・。
結局悪いのは自分が集中出来ないこと
タイトルには「ブックマークの弊害」と書きましたが、振り返ってみると一番の原因は自分の集中力だったようです。ブックマークはあくまでも便利な機能。自分に集中力がないのは昔からなので、ブックマークの使い方を間違っているのでしょう。
ブログを書いてきて(いつのまにか2か月を超えました)、禅やらマインドフルネスに関わる記事を書いてきましたが、無意識に「集中力を鍛えなくちゃ」と考えていたのかもしれません。