すずわん日記

40代でサラリーマンの限界を感じました。これを良い経験として、この後の人生を楽しく豊かに過ごせるように考えたことを書いていきます。

先入観を大事にしてみる

少し前にテレビのニュースを観ていてら、妻が随分とトガッた意見を言っていた。

ニュースの内容は詳しく思い出せないけれど、国際問題か何かのニュースだったと思う。どこかの国が日本にちょっかいを出しているとかそんな感じだった。

自分としては、どの国にも歴史やら内政上のやむを得ない事情があり、その積み重ねで起きた仕方がない出来事なんだろうな、と結論も出せずにモヤ〜っと思考をしていたら、「あそこの国の人はこうだから、イヤ!」と妻は言った。いわゆる「決めつけている」感じだ。僕が何となく腑に落ちない顔をしていたのだろう。すかさず彼女は「先入観は大事よ!」と、言って笑った。

ニュースやワイドショーを観ていても、自分がその情報の真実を知らない場合は、放送された通りの知識や情報を信じ込む事が多いかもしれない。

逆に真実を知る人、つまり正確な情報を知っている人は、国が出す誤った数字やプロパガンダ的な情報まで見抜くのだろうか。

僕の場合は中途半端。事情を推察して、考えてみて、でも情報が手元に無いものだから結局は答えが出ない。

そんな感じでいつも知らない事をあーだこーだと想像だけをして結論が出ないで思考が停まる。振り返ると消化不良な思考ばかりだ。

それならば感情で判断し、先入観で決めつけて結論を出すのもストレスが溜まらず良いかもしれないと思うようになった。

まぁ、その意見が外に出せるモノか出せないか、という事はあるけれど。でも勉強して間違っていたらすぐに正せばよい。

結論がいつまでも出ず、自分の意見も無い方がなんだか格好悪いと感じた日でした。