ウツ病で長期休暇に入る前に、不安を解消する為の心構えをもつ

周りの人達を気にし過ぎないようにしよう

ウツ病で長期休暇に入るには誰でも勇気が要ります。
いくら身体や精神がツラくとも、会社や周りのメンバに対して、明日から休みます、と伝える事自体がストレスになります。

上司がどう思うか？
仲のよい同僚がどう思うか？
お客様がどう思うか？
今の仕事は誰がやる事になるのか？
自分の仕事を代わりにやる人に、迷惑をかけてしまうのでは？
自分のスキルが及ばず、メンタルで休むのは恥ずかしい。

などなど、考えればきりがありません。
でも、会社の同僚というレベルでお付き合いしている人達からは、「あの人可哀そうに」と、少しは思われるかもしれませんが、休んでいれば、そのうちみんな忘れてしまいます。他の人には自分と関係がない日常があって、そちらの方が大事なのでそれほど自分の事など注意深く見ていないのです。
逆に、本当に親しい友人の場合は心配をしてくれます。たまに会おう、とか食事をしよう、とか気をつかってくれます。
そう誘われたら、会って気分転換をすればよいし、そういう人が周りにいなければ、それはそれで良いではないですか。
ウツ病の治療は、まずは何も考えずに休む事、が大事なのですから。
ゆっくりと休めます。

病気なのだから堂々と休めばよい

お医者さんに「休んで下さい」と診断され、診断書をもらった後でも「本当にこのまま休んでよいのだろうか？」と、色んな不安が頭の中でを巡るはずです。
とはいえ、身体や心が悲鳴をあげている状態は、医学的に不健康＝病気です。

周りの人からは見えませんが、脳が正常に動かない「病気」になっているのです。
インフルエンザに感染したり、骨折して動けなくなったり、手術が必要な病気になったら仕事を休まなくてはいけませんよね？
それらは見るからに体調不良ですので休みやすいです。他の人が「ああ、仕方がないね」と言ってくれるからです。
ウツや適応障害でも、休むのは同じ事だと思います。自分の生活や今後の人生に悪影響が残るようになる前に、恥ずかしい事などないので、お休みを取って、健康になってからまたちゃんとお仕事をするべきです。

とはいえ、サラリーマンだからそんな事を言えます。個人で経営をされている方などは、健康が生活に直結するのでなかなか休む事もままならないでしょう。厳しい話ですよね。。。