すずわん日記

40代でサラリーマンの限界を感じました。これを良い経験として、この後の人生を楽しく豊かに過ごせるように考えたことを書いていきます。

大切な人達の事を考える

「大切な人」の存在は自分ではコントロール出来ない

皆さんが大切な人は誰ですか。

両親、子供、親友、ペット、配偶者など、もし失ってしまったら、身を切るような哀しみ、苦しみを味わってしまうような存在です。 

相手に感情移入をし過ぎるから、自分の分身のように感じて、失った時のダメージが大きくなるのでしょう。

そんな事になるくらいなら、最初から出会わない方が良かった、なんて思う人も居るかもしれないし、今の瞬間に大切な人が思い浮かばない人は、これから先の未来に人を失って苦しむくらいならそんな存在はいない方が良い、と言う人も居るかもしれません。

でも、大切な人は自ら求めても作れる存在ではありません。合コンや婚活サイトで積極的にアタックしても、相手がいなくては空振りばかりになります。

逆に全く求めていなくとも、いつの間にか大切な人が出来ていた、なんてこともあります。

近いところでは、両親や兄弟みたいな存在はそうでしょう。実家にいる時はウザい、ウルサイ、と思っていた両親も、社会に独り立ちして故郷を振り返ると、自分の血肉の一部がそこにはあると気づく人もいます。でも勘当されたとか、実家で辛い目にあった人は、そんな事は思わないでしょうけれど。

求めても求めなくても、大切な人は勝手に出来たり、失ったりします。

 

それでも別れはいずれ来るもの。それを受け入れる

2ヶ月前から犬を飼い始め、トレーニングをしながら人間社会に馴染ませ、やっと我が家の家族になってきました。

本当に可愛いくて、ワンワンなついてきて、我々人間を大好きになってくれています。

まぁ所詮犬は喋れるわけではないので、それこそ単なる感情移入になってしまうのですが。

小型犬の寿命は、長くても15年〜17年と言います。僕が定年退職する頃にやっと生きているかどうか。

飼う前にも、いずれは別れが来るという事は分かっていましたが、それを考えないようにしてあえて受け入れました。

身を切るような辛さを味合わうのが嫌だ、なんて思ったら、犬とは暮らせません。

頑張ったところで犬が人間並みの寿命になるわけではないので仕方がないです。

であるならば、今この瞬間。もっともっと犬と一緒にいる事の喜びを得られるように勉強をして、そして犬のゆず(♀)にも我が家に来てよかった、と思えるようになってもらいたい。

 

ちょっとの時間を大切にしよう

そして今、僕の一番大切な相手は妻です。

彼女は自分も体調が悪い時もあるのに、いつでも僕の身体ばかり気にしていますし、過去に脳梗塞や鬱病など、何度もダウンする弱い僕を見捨てる事もなく、付き添ってくれます。

彼女がいるから、僕はまだ健康でいられます。

当然、僕の気遣いの無い振る舞いに対して烈火のごとく怒る時もあれば、ポロポロと泣いてしまう時もあり、苦労をかけて申し訳ないと思いますが、それでも一緒にいてくれます。

そんな我々2人ですが、犬と一緒でいずれ歳をとってヨボヨボになってしまえば、どちらかが先に「さようなら」と言って別れが来てしまいます。それは避けられません。

でもそんな事は忘れて、その日までの一瞬一瞬が、少しでも幸せで笑っていられる時間であるようにしたい。

今日は妻の誕生日。ちょっと外食でもして「おめでとう」と伝える一瞬を作ります。

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