生命について
ジャックラッセルテリアは正式なトレーニングが必要
ジャックラッセルテリアは初心者には飼いづらい犬である、とネットで予備知識を仕入れていたにも関わらず、可愛さ満点で我が家に向かい入れてしまいました。
そして、飼い始めた後に犬のしつけについて調べていたら、ジャックラッセルテリアは買いづらい為に、捨てられて保健所に保護されるケースが多い犬、と書いた記事も読みました。
おそらく、愛犬家の方や動物愛護の観点からすると、準備不足、知識不足で動いた我が家はまず失格になるでしょう。
我が家に来た翌日から、妻は会社に行くので休暇中の僕がワンコのゆずと2人っきりの生活を始めました。
座椅子に座った僕の足の間に入ったゆずは、顎を僕の太ももに乗せて寝てしまう事もあり、かわいい、かわいい、と過ごしていましたが、これが「主従関係の逆転」になってしまったかもしれません。
そうなると、飼い始めて2週間後には人間が同じスペースにいないと吠えまくる「分離不安」になっている事が分かり、外出もままならず「我が家は本当に一緒に暮らせていけるだろうか?」と、夫婦で悩みに陥りました。
その改善をする為のしつけの方法が分からず、インターネットで調べたり、DVDを買ったりしましたが、今では家に来訪してくれるトレーナーさんと契約し、指導方法をメールで教えてもらいながら、我々夫婦がリーダーになるよう訓練中です。
トレーニングを振り返って思ったのは、犬と幸せに生きていくのであれば、お金をかけても人間がリーダーとなるように振る舞うための基礎知識を身につける必要があるという事です。
そもそも犬が苦手だった過去
妻は昔ポメラニアンを飼っていた事がありますが、僕は全くのワンコ初心者でした。初心者どころか母が犬が苦手だったのでそれが影響し、幼い頃には犬が怖くて逃げ回っていました。
そんな僕でもネットで保護犬の殺処分や、飼いきれず捨ててしまう、という記事も目にすると、そのような結末になるような人間の振る舞いは自分の子供を手にかけるようなもので、信じられないと感じていました。
さらに言うと、大げさかもしれないですが独裁者が自分の権力と一族の生活を守るという勝手な理由の為に、逆らう相手を処刑するのと何ら変わりはないと思います。
カッコつけて言うわけではないですが、これはゆずを我が家に迎える前から感じていた事です。
3人目の家族になりました
子供のいない夫婦2人暮らしの我が家で、10年目に出来た3人目の家族。
はるばる埼玉県から横浜まで、本人の意思とは関係なく、勝手に連れてきた我が家のゆず。
彼女にとっては横浜は異国の地で、知り合いと言えばまだ我々夫婦だけ。こちらの勝手で親兄弟と引き離して連れてきたのに、ヘリコプターのように強烈に尻尾をフリフリして、逆に莫大な愛情を向けてくれます。
そんな子を捨てたり、痛い目に合わせたりするわけがありません。