ウツ病で、まだ会社に復職をしない理由
来週半ばくらいに会社に復帰の予定でしたので、産業医サンと上司と復職に向けての面談をしてきました。
エネルギーが足りない
今回の結論としては、復帰は延期。
産業医の目から見て、今起きている頭痛などの体調不良に加えて、普段の生活の様子から、復帰へのエネルギーが足りない、と判断されました。
エネルギーっていうのは、例えばせっかくの長期休暇なので、普段は出来ないような都内の名所を探索してみるなど、何かに取り組む意欲があるかどうか?とか。
あとは、体力的に8時間労働に耐えられるように訓練しておいて欲しいと言われました。例えば、図書館に出かけて数時間でも座って本を読めるようになるとか。
そして最後の決め手は、そろそろ仕事をしたいヨ、っていう欲求があるかどうか?だそうです。
エネルギーは確かに戻っていないです。そもそも「アレやって、コレやって、あなた一人で。誰も助けないけどね。でもすぐやって。じゃないと全社的に困るから」的な仕事はもうイヤ。
今まで頑張ってクリアしてきた仕事もあるけれど、毎回こんなんじゃ疲れます。
なので、自分で時間をコントロールしながら、誰かの為にささやかな貢献をするような仕事をして、つつましく妻とワンコと生活したい。
体力については、久しぶりに会社に出かけてみて、すごく落ちているなー、と感じました。犬の散歩とは違うサラリーマンの歩調の流れがあり、それに合わせて歩くと疲れます。まぁ体調不良で少しダルい、という事もありましたケド。
その体調不良ですが、頭痛や身体の痛みは、今のところどうしようもないのです。
まぁ妻との間では「なんだか体調も悪いし、復帰はまだだね」と決めていたので、結果として復帰の延期決定は喜ばしい事でした。
反省も足りない
面談の為に久しぶりの会社への道すがらテクテク一人で歩いている時に、
「復帰したら、何の仕事が割り当てられるのかな?少しは戦力として期待されてるのかな。」
と、無意識に考えている自分に気づきました。ん?これって仕事への欲求があるコト?
いや、違う。この感覚。
ダメダメ。
なーんにも反省してないですね。
そういう気持ちから変えないと、復帰しても与えられた何かの仕事を一人で抱え込んで、また潰れちゃう。
今の会社は1日の中で一番長い時間を過ごす大きな社会。家庭を除けばほとんど唯一のこの社会の中で、認められたいから頑張る。そして居場所がなくなっちゃうからと焦っちゃう時もある。
でもね、僕の代わりはたくさんいるので、僕が焦って復帰して何かをやる必要はないかな、と。
そしてその仕事は、きっと僕が進んでやりたい仕事ではない。
反面、僕がやりたい事は誰もやってくれない。僕は僕がやりたい事を大事にして、その上で人に喜ばれる仕事をしたい。
あ。サラリーマンやOLが、与えられた仕事を頑張ってるのは間違いじゃないですよ。人それぞれが所属している社会があり、その中で満足したり、気づきを持って変えようとして努力する人など、様々いると思いますので否定はしません。
でも僕は無理に頑張るのはもういいかな。
日本の健康寿命は、男性72.14歳ですって。
そうなると、僕にはあと26年しかありません。
違うことにパワーを使います。