すずわん日記

40代でサラリーマンの限界を感じました。これを良い経験として、この後の人生を楽しく豊かに過ごせるように考えたことを書いていきます。

若年性の小脳梗塞で入院した事があります

実は今回の長期休暇は3回目なんです。

なんだか病気の紹介ばかりのブログになってきましたが。

1回目は、ITサービスマネージャー取得のブログでも書きましたが、2013年に従事したプロジェクトで適応障害により休暇となりました。

そして2回目の長期休暇の原因は、2015年に発症した小脳梗塞です。

MRIでもわからない前兆

43歳の時です。

年齢が若くても、若年性脳梗塞という事がありますので、普段からお仕事を頑張り過ぎの人はブログを参考にして健康に気をつけてもらいたいと思います。

当時も仕事は忙しく、毎晩21時、22時まで残業をして、休日も会社に出勤していました。
不規則な生活に加えて、タバコも一日二箱近く吸っていたので、健康面ではよろしく無かったんだろうと思います。

症状の始まりは、倒れる2日前から始まった頭痛でした。
右の首からこめかみの奥にかけて、歩くだけで振動によりズキン、ズキン!と強い痛みが出たのです。

もうその日は仕事を続ける事も辛く、振動を与えないようなゆっくりとした足取りで途中退社しました。
心配だったので、その足で当日にMRIを撮ってもらえる脳神経外科クリニックに行き、撮影、診断を受けました。

結果は異常無し。

結局、倒れる

その日は鎮痛剤の鎮痛剤を処方してもらい帰宅しました。
翌日も頭痛は改善しなかったので会社を休み、その次の日の朝もまだ頭痛がおさまらないので今日も会社を休もう、と決めました。

そして、朝イチのタバコを吸った瞬間。

・・・目が回り立っていられなくなりました。

妻が言うには、その瞬間は僕の眼球がグルグル動いて定まっていなかったとの事です。

救急車で運ばれました。

それでもわからない

しかし搬送後に撮ったCTでは異常無し。
しばらく治療室で横になり目をつむって休み、その間、頭痛を和らげる為、鎮痛剤の筋肉注射を打たれたところ、やっと頭痛が治まってきました。
「じゃあ帰宅して様子を見ましょうか」
と看護師さんに促されたので、ベッドから起き上がり、歩こうとしたところ、

右によろけて、真っ直ぐ歩けませんでした。。。

この後、脳のMRIを撮り3Dの画像でわかったのは、左側の小脳の動脈から分岐する細い血管に梗塞があった事です。
即入院でした。

記憶が曖昧ですが、頭痛の初日に撮ったMRIの画像は、脳の輪切りの画像だけで、血管の3D画像は無かったと思います。だから異常が見つからなかったのかも。

原因はストレス?

またCTで異常が見つからなかった原因は未だにわかりません。血管が破れて出血していれば画像に映ったとの事ですが。。。

1ヶ月ほどで無事に退院し、その後自宅療養を経て現在2年半を過ぎましたが、全く後遺症が無いかと言えば、そうではありません。
主治医からは、画像の診断では何も問題はなく経過は良好、との事ですが、以前よりも頭痛は多くなり身体が痺れたりと、身体に不快な事は日々起こっています。

少し前にキラーストレスという言葉をNHKスペシャルで知りました。
ストレス反応が脳細胞や血管を破壊するそうです。

1度目の適応障害から、どうもストレス耐性に弱くなっている感覚があります。
例えば以前より頭痛が増え、仕事の効率が落ちたりと。

何もお医者さんからは診断されていませんが、この脳梗塞も1度目の適応障害になってしまった事がきっかけで発症したのかもしれません。